創業1980年、岐阜県瑞浪市。
古くは江戸と京の町を繋ぐ中山道の宿場町、大湫宿にほど近い標高約400mの山間部に瑞芳園の茶園は広がります。
また、南向きのなだらかな斜面は日当たりと水捌けの良い場所でお茶の生育に適した良い環境です。
当園は栽培から加工まで行っています。
摘み取った茶葉は鮮度が命。
園内にある工場へ素早く運び込み、時間をかけて「蒸す、揉む、乾かす」という工程を経て「荒茶」と呼ばれる製品の原料になります。
その後、荒茶は再乾燥や茶葉の選別、茶葉の大きさを切り揃えるなどの仕上げ工程を経て、袋詰め作業となります。
愛情を込めて育てた茶葉の中から、さらに選抜されたものだけが皆様の元へ届けられています。
朝晩の気温に寒暖差があり朝霧のたつ茶園は、日本の唱歌「茶摘み」の歌詞にもある八十八夜より少し遅い5月上旬から中旬に待望の一番摘み(新茶)がはじまります。
冬の厳しい寒さに耐えた茶葉はゆっくりと時間をかけて成長することで旨みが増し深い味わいが特徴です。
こだわりは昔ながらの栽培方法。
機械や新技術の導入より効率化・自動化が進む茶業界にあって、当園はお茶の声に心の耳を傾けることが美味しいさに繋がると信じ、可能な限り人の手で管理することを心掛けています。
どうしたらお茶が元気に育つのか、その手助けをするのが私たちの務めです。
中でも苦労をするのは春先から晩秋にかけて何度も行う草の管理です。
特に暑さの厳しい夏場は茶株の間から次々に生えてくる草を手で一つ一つ取り除きます。
自然を相手にした仕事なので、日々の地道な作業の積み重ねがあって成り立つ仕事です。
当園では「やぶきた」「さやまかおり」「おくみどり」「かなやみどり」「べにふうき」の5品種を育て、それぞれ特徴を活かした製品作りをしています。
大きく分けると「緑茶」、「ほうじ茶」、「紅茶」の3種類となります。
お茶は産地や品種、加工方法などでそれぞれに個性のある商品となりますが、当園では園内で栽培する茶葉を使い、収穫時期や加工方法などを工夫することで他にはない独自の香りや味が楽しめるお茶が生まれます。
中でも「べにふうき」は発酵に向いた品種で国産紅茶の「和紅茶 澪」や「金平糖入り紅茶きらり」の原料になっています。
栽培から袋詰まで一つ一つ愛情を込めて皆様へお届けしておりますので是非ご賞味ください。
※沖縄県および離島地域は一律料金で発送することができません。
ショップページを介さず発送することができますので「お問い合わせ」から別途ご要望ください。
www.zuihoen.jp